ドレスの生地について知っていますか？〜生地別にご紹介〜

楽しみにしていたドレス選び。

デザインにもこだわりたいけれど、生地によっても雰囲気が全く変わることをご存知ですか？

今回は、ドレスに使われる生地について、またその生地の特徴や雰囲気についてご紹介いたします。

ドレスには、シルク、ナイロン、ポリエステル、レーヨンなどが使われています。

シルクにはツヤやかさや重厚感がありますが、ポリエステルなどからはシルクでは出せない、

柔らかい風合いやマットな生地を作ることができるのも特徴です。

　【シルクについて】

ドレスに使われる生地の中で、最高級の素材が『シルク』です。

蚕の繭（まゆ）から作られ、独特のハリと光沢感が特徴。

他の生地では表せない上品なツヤのある質感が魅力の素材です。

『繻子（しゅす）織り』という生地の織り方で織られた生地を指します。

シルク、ナイロン、ポリエステルなど原料は様々で、光沢があり、なめらかな手触りが特徴の生地です。

上品な光沢感があることから、華やかなドレスにはぴったりの生地とされています。

サテンとチュールを使ったウェディングドレス●Arenaについてはこちら

六角形のあみ目を持つメッシュ状の織物の一つです。

ハリがあり硬くて形が崩れにくい『ハードチュール』と、柔らかくエアリーな『ソフトチュール』があります。

透け感、柔らかいさが特徴のチュールは、ナチュラルで優しい雰囲気のドレスに。
また、ドレスのボリュームを出す為に使われたり、挙式時に付けるベールの素材としてもウェディングにかかせない生地です。

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レースの縁取りが美しいベールもチュール素材で作られています。

『平織り』で織られた薄手の生地を指します。

薄くて軽く、透けているのが特徴で、柔らかい手触りでありながらハリとコシがあるので、

ウェディングドレスではフリルの部分にはかかせない素材です。

シルクのオーガンジーを使ったウェディングドレス●CANELLAについてはこちら

『平織り』で織られた生地に横畝（よこうね）の入った織物の一種です。

縦糸と横糸の太さを変えることで細い畝（うね）を表面に浮き出させた生地で、

軽く薄い布地ではありますが固めの手触りが特徴です。

シルクのタフタを使ったカラードレス●sweet ribbon pinkについてはこちら

ジョーゼットも『平織り』で織られ、強く撚（よ）った糸が使われています。

縦糸・横糸それぞれ、右撚りと左撚りの糸を交互に並べて織ることで、少し縮れた表面が特徴。

質感は軽くて薄く、ドレープなどが流れるようでとても綺麗な陰影を映し出してくれます。

ジョーゼットを使った二次会用ウェディングドレス●sanzについてはこちら

いかがでしたか。

同じウェディングドレスでも、生地の素材にや織り方によって風合いや雰囲気が変わってきます。

デザインだけでなく、ドレスの生地にも注目してご試着されてみてはいかがでしょうか＊