• 2021/11/19
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結婚式のタキシードはベストも着るの?ベストを着る理由も紹介!

一般的に新郎がタキシードを着用する場合は、衣装屋さんなどから『ベストも着用するべき』と言われたり最初からセットになっている場合も多いでしょう。

また花嫁さんがカラードレスや色打掛にお色直しをする際に、新郎さんも『ベスト』をお色直しするといった演出も人気ですよね。

とはいえ、タキシードでもベストを着用していない新郎さんももちろんいます。

タキシードにベストは必要なのかやベストを着用する理由をご紹介しますよ♬

1.結婚式のタキシードではベストを着るべき?

一般的に結婚式で新郎は『タキシード』の中に『ベスト』を着用しなければならないといったルールやマナーはありません。

そのため、会場の雰囲気や挙式のスタイル、花嫁さんのウェディングドレスに合わせて選択できますよ。

タキシードの中にベストを着用すると、よりかしこまった雰囲気になるため、ホテルや教会式などの場合は、ベストを着用していると厳かな雰囲気にぴったりでしょう。

逆にガーデンウェディングやレストランウェディングであれば、ベストは着用しないほうが普段の新郎さんのイメージに近くて、ゲストもかしこまりすぎることなく楽しめる場合も。

花嫁さんのウェディングドレスがプリンセスラインやAラインといった華やかなデザインの場合は、新郎さんもベストを着用して特別感を演出するとバランスが取れますよ。

ウェディングドレスがエンパイアラインやスレンダーラインなど落ち着いたデザインの場合は、ベストは着用せずジャケットのみでも良いですね。

お色直しに合わせてベストを追加するのも、おしゃれでゲストの印象にも残るはず。

新郎さんの衣装はどうしてもウェディングドレスに隠れて目立たないかもしれませんが、ぜひ新郎さんのセンスでおしゃれに演出してくださいね。

タキシード以外のベストを着用するべき服装

結婚式で『新郎はベストを着用すべき』と一部の方が思ってしまうのにも原因があります。

以前の結婚式では新郎の衣装が『タキシード』ではなく『燕尾服』や『フロックコート』を着用していました。

燕尾服やフロックコートの場合は『ベストが必須』のため、どうしても『新郎はベストを着用するもの』といった印象が強くなってしまっていたんですね。

2.タキシードの下にベストを着る理由

タキシードの中にベストを着用するのには理由があります。

下着を見せないため

元はと言えばワイシャツは『下着』であるため、フォーマルな場ではできるだけ下着は見せないことがマナー。

上着をもし脱いだ場合にベストを着用していないとゲストに対して下着を見せてしまうことになる、といったことからベストを着用するべきといった理由がありますよ。

ただ現代ではクールビズなどの推進もあり、ワイシャツだけだったとしても最近ではそこまでマナー違反といった印象はありません。

結婚式の場合は基本的にジャケットを脱ぐことはないため、シャツ一枚になることはほぼないでしょう。

胸板を厚く見せるため

シャツの上にジャケットだけでは、華奢な男性の場合どうしても『着られている感』がでてしまう場合がありますよね。

ベストは『胸板を厚く見せる』といった効果も期待できます。

ベスト一枚ではありますが、意外とはっきりと印象が変わるので体型が気になる場合は、ぜひ一度試着してみましょう。

3.まとめ

結婚式でベストを着用しなければならないのは『燕尾服』や『フロックコート』を着用した場合です。

タキシードは絶対にベストを着用しなければならないという決まりやマナーはありません。

そのため、会場の雰囲気や花嫁さんのウェディングドレスのイメージとの相性を考え、ベストを着用するかどうかを決めればOKですよ。

タキシードの中にベストを着用しなければならないわけではありませんが、よりフォーマルな印象になるのは間違いありません。

新郎新婦の感性でベストを着用するかどうか決めましょう。