- 2021/3/19
- 神戸店
- 和装
【結婚式】和装衣装それぞれの模様の意味って?
日本由来のものから中国から伝わったものなど、和装はとっても奥が深いです。
そこで今回は、和装の柄に込められた意味をご紹介致します♪
【牡丹】
小さな蕾から大きな花を咲かせることから牡丹の柄は「富貴」を象徴しています。
また牡丹の花は、蓬莱(ほうらい)という中国伝承の理想郷に咲く花とされています。
そのため「嫁ぐ先が蓬莱のように幸せでありますように」
という幸せを願う思いも込められています。
シックな2色でまとめられた地に大胆にあしらわれた牡丹の花が優雅な色打掛。
シンプルに纏められつつも、黒・赤・金と豪華な色づかいで婚礼の場にふさわしい一着です。
【菊】
おめでたい吉祥文様である青海の中に、節ごとの柄を施し、
菊の花をメインに愛らしく咲き誇る様を描き上げました。
女性らしい優しい色使いが晴れの日の花嫁様の表情を美しく演出してくれます♫
【鶴】
”鶴は千年亀は万年”ということわざを聞いたことがある方は多いと思います。
これは中国の不老不死の仙人が、鶴と亀をしもべとしていたことから生まれたことわざです。
このことから「長寿」の縁起物として鶴は描かれています。
着物では同じく長寿を示す「松」と一緒に描かれていることも多いです。
手描き友禅にて羽ばたく鶴と張松を染め、健康に大きく羽ばたく華麗な人生を願っています。
【梅】
厳しい冬を耐え忍び、春一番に美しい姿を見せてくれる梅の花。
「忍耐力」や「美」を表す、美しくも力強いお花です!
寒い冬を強く耐え忍び、後に美しい花を咲かせるのが健気な梅の模様は、
大和撫子を目指す花嫁さんにぴったりです♪
金通しの赤白ぼかしの生地に、
一本の木に紅白の花が咲く琳派の世界を金彩友禅で表現しました!
幸せと、情緒豊かな人生を願う思いが、一針一針刺繍によって込められている打掛です♪
いかがでしたか?
和婚での花嫁衣装は、どれをとっても他にはない魅力がありますね。
素敵すぎて何を着るか迷ってしまうことは必至です!
TAGAYAではさまざま種類の和装衣装をご用意しております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください♪