- 2017/3/15
- 大阪店
- 和装
和装小物の意味《筥迫(はこせこ)・番傘・和装ブーケ》
皆様、こんばんは!
いつもTAGAYABLOGをご覧頂き誠にありがとうございます。
本日は色打掛の小物についてご紹介させて頂きます。
婚礼衣装の中で最も華やかな和装が色打掛。
白無垢に合わせる小物は白一色ですが、色打掛の場合は打掛の色味に合わせて様々な色味の小物をお選び頂けます。
色合いは、おめでたい「紅白」や豪華な「赤・金・白」が定番ですが、
紫やパステルカラー(水色・桃色・薄緑・橙色)もあり、色打掛や掛下の色合いに合わせてお選び頂けます。
【筥迫(はこせこ)】
筥迫とは、江戸時代より武家の婦人が使っていた薄い箱型の装身具で、
身だしなみを整える為の懐紙や鏡・楊子などを入れる化粧ポーチのようなものです。
「パートナーの前では一生きれいにいます」という女性のたしなみの意味があります。
【懐剣(かいけん)】
非常時に備えた護身用の短刀で江戸時代より母親から贈られる婚礼道具の一つです。
「いざという時は女性であっても、自分で自分の身は守る」という意味があります。
懐剣袋に組紐が付いてる形が一般的で、懐剣袋を帯にさして組紐を胸に垂らします。
現在では衣裳にその形だけが残り、剣は入っておりません。
【末広(すえひろ)】
末広とは婚礼衣装の扇子の事で、先に向かって次第に広がっていく形状から
「将来へ末広がりに幸福と繁栄が与えられますように」との願いを込めて「末広」と名付けられました。
【草履】
かかと部分が高い婚礼用の草履を用います。
色打掛には金色の草履を履くことが多いです。
【番傘】
「降り注ぐ困難から身を守る」という意味があります。
「また末広がりの形から一つ屋根の下で幸せでありますように」という由来もあります。
【和装ブーケ】
また手元には扇子をお持ち頂くか、ブーケをお持ち頂くことにより
お手元が華やかでより一層お写真映りも綺麗です。
ピンポンマムやダリアのお花も和装に合いとっても可愛いです。
いかがでしたでしょうか?
このように和装の小物一つ一つにも意味があり、
意味を知ることで衣裳選びや小物合わせももっと楽しんでお選び頂けることかと存じます。
TAGAYAでは帯、ハコセコ、ヘッドアクセサリーなどお小物一式無料となっております。
あなただけのアレンジでお2人の晴れの日を迎えませんか。
皆様のご来店をスタッフ一同、楽しみにお待ちしております。
Hello, everyone.
I’m Ayaka Ishida and work as a stylist of TAGAYA.
Today I would like to introduce “kimono accessories”.
Please take a look.
From stylist Ayaka Ishida .
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