• 2017/10/20
  • 神戸店
  • 和装

【色打掛】唐織の魅力

唐織とは能装束の代表とされるもので主に女役の表着に用いられます。

その張りのある風合いは上質の絹糸ならではの特色で、

また豊潤なボリュームが他の織物には出せない魅力。

 

【手織 桃山花比べ】

桃山時代の織物には、華やかな色彩と高度に洗練された技巧と特徴ががあります。

その特徴を生かし、豪華で闊達な雰囲気をもつ意匠を現代の打掛として復元し、製作されたお打掛。

当時盛んに能装束や小袖に用いられていた伝統的な柄を色紙取りに配し、

色目においては幽玄の世界における、わび・さびのあじわいをもたせ格調高く織り上げました。

 

 

 

 

【花つぼに亀甲】

唐織はそのルーツが能衣装であることから重厚な趣をもつ色合いのものが多くありますが

あえて柄の配色を明るく、優しいものにする事で華やかな印象に仕上げました。

400口の唐織は柄が大変ふっくらと織りあがり、ナセンの締め切りのいう地色を市松に配する

伝統的な技法を用いつつも、明るい地色が愛らしさを印象つける逸品です。

 

 

 

 

 

 

【吉祥慶長熨斗】

江戸時代、慶長年間は従来の古典的な伝統美をより近代的な装飾性へと展開させた時代であるとされています。

当時創作されたすばらしい意匠を現代風に構成し、唐織で再現した逸品です。

熨斗は贈答品につける飾り物の形を文様化したものであり、

両家の結びつきを深めるという意が込められています。

 

和装の本場・京都の老舗呉服店として歴史あるTAGAYAだからこそ、

様々な花嫁様のニーズに合わせて、豊富に取り揃えております。

是非着物の本質を見極めた逸品をご試着にお越しくださいませ。

皆様のご来店楽しみにお待ち致しております。

 

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